合コン

合コンの歴史

世間では出会いの代名詞となりました『合コン』。
合同コンパが本来の名前ですが、コンパという言葉が使われている歴史は意外に長く、明治時代にまで遡ります。
語源由来辞典(http://gogen-allguide.com/ko/konpa.html)には下記のように書かれています。

「仲間」を意味するドイツ語「Kompanie」、もしくは「会社、会合、交際、交友」を意味する英語「company」に由来し、明治時代に学生の隠語として使われ始めた。
はじめは「コンパニー」と呼ばれていたが、のちに略されるようになった。
コンパは上記のような意味なので、合コンは二組以上のグループが合同で行うコンパを意味し、本来は男ばかりや女ばかりの集まりも含まれるが、現代では「コンパ」や「合コン」といえば男女の出会いの場を指すのが一般的となっている。

最近できたような言葉でも、語源からたどると何か歴史を感じます。
いわゆる、現在の合コンが流行り始めたのが1970年代からでした。
ファッション、ライフスタイルの雑誌が流行し、大学生、若い社会人世代の消費行動が活発になるのと同時にレジャーの多様化が進みました。
若者はよく遊ぶことが一つのステータスにもなっていたようですと。
この時期は、大型の大学に進学し、そのまま大手の企業へ就職という流れがありました。
人が集まれば、出会いが生まれる、レジャーへの意欲の高まりとともに飲み会などが盛んに行われ、出会いの場として合コンが行われるようになりました。

趣味を生かした合コン

この頃から変わらず、形式は、オーソドックに飲み屋でやるものから派生して、アウトドアなイベントに絡めたり、参加者の趣味趣向を生かした形で行われることがありました。
例えば、体を動かすことが好きで、日々走っているような方は、『ランニング合コン』があります。(http://fcop.jp/products/list.php?category_id=17)まずは集合場所に集まり全員で仲良くランニング、走り終わると着替えてお店に移動して、懇親会が行われます。
同じ趣味を持っているだけでなく、一緒に運動をしてきたので、いきなり面と向かって話すよりも、気軽に話せると人気です。
スポーツでもフットサルやゴルフをテーマにするものもあれば、季節によって行われるバーベキューや花見、ボードゲームやビリヤード、さらには酒造の工場見学や苔玉作りや写真撮影の体験教室など、様々なイベントと関連して行われています。
自分の興味を生かして、楽しい出会いとなるような合コンを探してはいかがでしょうか。