プレゼント

サプライズの失敗

プロポーズこそ、男性の企画の見せ所。
女性のスケジュールをなんとなく抑えて、一日のスケジュールを考え、お店を予約してプレゼントを用意して。
楽しい一日を一緒に過ごし、最後はずっと前から準備していた指輪を渡してハッピーエンドを迎えるというのが男性の予定です。
もちろん、これらのサプライズを演出するのは、彼女に記念すべき日を最高の思い出にしてあげたいという気持ちからですが、ちょっと間違った方向に行くと取り返しのつかない方向にいってしまうようです。
とあるサプライズエピソードですが、海外のプロポーズ映像でよくあるような大勢が演出に関わる、劇のようなプロポーズを行いました。
男性としては、賑やかに大勢でお祝いされている場で、プロポーズした方が幸せいっぱいで受けてくれると意図していたのですが、女性はそれを断りました。
理由は「人生で最も大事な日を内輪の馬鹿騒ぎに使われた」と思ったことだそうです。
男性側の友人たちとそれほど面識がなかったということもありますが、女性としては二人の中で人生の中でも最も大事に過ごしたい時間はやはり二人でというのがベターかもしれません。

成功例の紹介

もちろん、成功したこともあります。
当日のプロポーズをするまでの行動は二人なのですが、ちらほらと見える些細だけど、実は手がこんでいる演出は大勢の人に準備してもらっていたというケースです。
予約していた夜景がよく見えるホテルで、お手製のこれまでの思い出が詰まったDVDを見ながら指輪を渡してゴールイン。
その結末を見ていた準備を手伝ってくれた友人たちが、ケーキとクラッカーをもって登場するといった結末でした。
この成功したケースのポイントは2つです。
1つ目は、プロポーズをする前から手伝ってもらうだろう親しい友人と女性を会わせていて、男性がいない時でも遊ぶくらいの面識を作っていたこと。
2つ目は、目の前の演出では出演せずに黒子に徹してもらったことです。
全員が出てきた時、女性の気持ちは「一生の記念日にここまでしてくれたことに感謝だし、大勢の人たちに支えてもらいながらここまで来たことを実感して、幸せ一杯で次の結婚出来ます」とのこと。
それに、大勢が協力してくれているという男性の人望に、さらに魅力を感じたそうです。
どれも正解とはいえないですが、あなたはどんなプロポーズをされたいでしょうか。
さりげなく、自分のプロポーズの理想像や条件などを話してみるものいいかもしれません。