破断

プロポーズが失敗するケース

二人の関係を結婚まで進めるまで、大切なステップはいくつかありますが、その中でも重要なステップの一つが「プロポーズ」になります。
男として一世一代の大勝負、女性としては待ち焦がれていた瞬間のはずが、「ごめんなさい」の答えをいただく人たちもいます。
現在では、女性からも切り出すことは珍しくありませんが、お断りをいただい時の悲しさは当事者にしかわかりませんが、それでも想像した時のショックでは相当です。
プロポーズ側としては、万全のタイミング、状態でしているはずです。
むしろ、相手から「イエス」をもらうための儀式くらいの予定調和で進むことを想像しているのですが、なぜ断られることがあるのでしょうか。

過去のトラブルが原因

一つは過去の精算がすんでいないケースです。
以前に、浮気をしていた、大事な約束を破ったなどがあり、その時は解決していたような問題ですが、結婚するにあたり、それらは信頼問題につながっていきます。
した方は喉元すぎれば忘れてしまうようでも、された方は傷跡として残ります。
表面的には、当時のショックを見せませんが、「昔裏切った」という視点をどうしても拭いきれずに相手を見てしまうことだってあります。
そうすれば、普通でいる時でも何となく、昔を気にし続けてしまい、いつの間にか不安が積もっている状態でプロポーズをきっかけに爆発したということもあるようです。
人生の大勝負が、彼女の積年の恨みや不安が一気に噴出することに繋がるかもしれません。

また過去のトラブルにより、彼女の心が冷えてしまっている可能性もあります。
一度は許したものの、愛情はすっかり冷めてしまっていつ別れるか考えているような状態の場合、表面上は穏やかなので気が付かない男性もいます。

問題を起こした時にどうするか

ここでポイントになるのが、一度解決したはずの問題でも、その後の経過やタイミングによって、再度問題になるということです。
そのため、「時間が解決してくれたのかな」と思っている問題こそ注意することが必要です。

男女間の問題は、多くの場合コミュニケーション不足で起こります。
普段から彼女の気持ちをよく確認しないまま行動しており、結婚指輪もサイズを間違えていた、などということがあれば上手くいくものも上手くいきません。
指輪のサイズが分からない場合は、プロポーズ用の仮リングを使用したり、サイズ直しが可能な店で指輪を選んだりして気配りしましょう。

このように自身の対応で避けられるトラブルはありますが、中には回避できないトラブルもあります。
しかし起こりそうな問題を事前に考えておき、いくつか対策を持っておくことで対応しやすくなります。
事前準備と相手への気配りを忘れないようにして、プロポーズを成功させましょう。