意識調査

男性の結婚意識

晩婚化や、結婚しない男女が増えてきたことが社会問題として世間で取り上げられるようになっていますが、一体なにが原因で結婚が遠のいているのでしょうか。
この原因を追求すれば、結婚へのヒントが得られるかもしれません。
そもそも男性自体に結婚するという意識は持っているのでしょうか。
2010年度、国立社会保障・人口問題研究所の全国調査によると、18歳から34歳の男性の中で結婚する意識のある人は86.3%と、大半は「いずれ結婚したい」と思っているようです。
1年以内と限定すると、とたんに数値が下がり43.3%ですが、30から34歳になると70%の値を示しています。
このあたりで意中の男性を捜すのは有効かもしれません。 

結婚から男性を遠のかせる原因

では、結婚から男性を遠のかせる原因は一体なんでしょうか。
最大の理由は「行動や生き方が自由」という点です。
結婚をすることで、相手の人生も考えて過ごすようになります。
そのために、今までやってきたことで我慢することが出てきます。
例えば、将来子供を持つために、養育費を事前に貯金していこうとなったら、自由に使えていたお金に制限がかかります。
帰ってくるのが遅いと言われれば、同期との付き合いも結婚前のような頻度で行けなくなるかもしれません。

これらの原因についてメンジョイで5つに体系化しています。
参考:「自由が好きだから結婚できない」は本当!独身の原因5つ

その5つがこちらになります。

1:行動の自由
2:経済的自由
3:責任からの自由
4:友人関係の自由
5:交際の自由

 
5については、いわゆる色々な女性と付き合っている男性が考える自由のようです。
複数の女性と付き合うことは、独身の状態ならば「当事者の問題」で済みますが、結婚してから発覚したら一大事。
それならば、まだまだ遊びたいという自由を失いたくないという男性もいるようです。
そのため、付き合ったらメリットがあるということを認識させることも有効です。
結婚について男性がメリットとしているのが、先ほどの国立社会保障•人口問題研究所の調査では「精神的な安らぎの場が得られる」「子供や家族が持てる」という理由が1位、2位。
次点には「親や周囲の期待に応えられる」、「社会的信用や対等な関係が得られる」といった社会的な地位に好影響を得られるのも嬉しいようです。